脂肪燃焼に欠かせないクエン酸サイクルをわかりやすく解説

解説

 

クエン酸を摂取すればクエン酸サイクルが活性化して痩せる!というのがクエン酸で痩せる理由ですが、明確な根拠がないとして否定する声もあります。クエン酸サイクルで痩せるのか痩せないのか、どっちが本当なのでしょうか。

そもそもクエン酸サイクルとは脂肪や糖をエネルギーに変換する一連の反応のことを言います。簡単に言うと脂肪を燃やす焼却炉です。だから、このクエン酸サイクルが活性化すると脂肪がガンガン燃やされてダイエットもはかどるというわけです。

体内でエネルギーを生み出す経路は主に2種類あります。細胞質で行われる解糖系と細胞内の小器官ミトコンドリア内で行われるクエン酸サイクルです。このふたつの経路はつながっていて相互に影響しあっています。黒酢ダイエットをするならしっかり理解しておきたいポイントですね。

 

解糖系

解糖系は細胞質で行われるエネルギー代謝経路で、この代謝によって1分子のグルコースから2分子のATPを産生します。ATPは筋肉のエネルギー源と思ってもらったらいいです。車で言うガソリンですね。グリコーゲンは貯蔵用のグルコースです。この反応ではグルコースがピルビン酸まで分解されます。このとき酸素が乏しい状態だとピルビン酸はさらに乳酸に変わります。筋肉を使うと乳酸がたまると言うのはこのことですね。ここで作られたエネルギーは無酸素運動で消費されます。

グルコースからピルビン酸までの反応は酸素がなくても進行します。このとき酸素が十分にあればピルビン酸はミトコンドリア内に取り込まれてクエン酸サイクルに加わります。また、酸素が供給されると乳酸もピルビン酸に戻って同様にしてクエン酸サイクルに入ります。それでも余った乳酸は肝臓で再び糖に合成されます。

解糖系

見ての通りこの解糖系では糖(グルコース)しか分解されません。脂肪は全く分解されないんですね。無酸素運動じゃ痩せないというのはこれが理由です。

解糖系と逆に糖を作る反応を糖新生と言います。

 

クエン酸サイクル

脂肪をがんがん燃やす焼却炉の働きをするのがこのクエン酸サイクルです。解糖系などで産生されたアセチル-CoAとオキサロ酢酸が反応してクエン酸となり、イソクエン酸、コハク酸、リンゴ酸などを経て再びオキサロ酢酸へと戻ります。クエン酸サイクルは非常に効率の良い代謝経路で、1分子のグルコースから36分子のATPが産生されます。

クエン酸サイクル

このクエン酸サイクルを動かす原動力となるのがアセチル-CoAとオキサロ酢酸です。アセチル-CoAはピルビン酸や脂肪酸から産生され、酢酸が酵素で変換されることでも産生します。オキサロ酢酸はピルビン酸やリンゴ酸から産生されます。

 

クエン酸はクエン酸サイクルを回さない!?

クエン酸がいくらあってもアセチル-CoAとオキサロ酢酸がなくなればサイクルは回りません。また、クエン酸は外からミトコンドリアの内部に入ることができないので、食べ物でどれだけクエン酸を摂取してもあまり意味がないんです。ただ、まったく意味がないわけでもなくて、クエン酸は細胞質内でリンゴ酸やピルビン酸に変化するので間接的にクエン酸サイクルに関与します。一方で酢酸はミトコンドリアの膜を自由に行き来することができます。

 

クエン酸は脂肪になる

ATPが十分に産生されクエン酸サイクル内にクエン酸が余ってくると、ミトコンドリアはクエン酸を細胞質に放出します。このときクエン酸の代わりにリンゴ酸が入ってきます。細胞質に放り出されたクエン酸はグルコースの分解(解糖系)を抑制し、脂肪酸の合成を促進します。

クエン酸リンゴ酸

クエン酸が糖の分解を抑制し脂肪酸の合成を促進、さらにクエン酸自身も脂肪酸になる。これだけ見るとクエン酸を摂ると太るように思いますが、それは少し違います。まずひとつは食べ物から摂取するクエン酸は糖質や脂質に比べてとても少ないということ。もうひとつはATPの生産が過剰になって余ることで初めてクエン酸がクエン酸サイクルから外れて細胞質に放出されるということです。ATPが余るということはエネルギーを消費できていない。つまり代謝が悪い状態。運動でエネルギーを消費するでもなく食べてばかりで代謝が悪ければ、そりゃ太りますよね。これで痩せたら病気です。

なので巷でよく言われているクエン酸を摂ればクエン酸サイクルが活性化して痩せるというのには疑問が残ります。クエン酸サイクルに直接的に関与するのはどちらかと言えばリンゴ酸や酢酸のほうです。ただ、黒酢にはリンゴ酸も酢酸もしっかり含まれているのでこの点は心配ないでしょう。

これらの反応経路をまとめたのが下図になります。

クエン酸サイクル

少しややこしいですが脂肪が燃焼されるにはクエン酸サイクルが欠かせないことがわかっていただければいいと思います。

 

クエン酸の働き

クエン酸がクエン酸サイクルに影響を与えにくいならクエン酸を摂る意味がないようにも感じますが、それはちょっと違います。クエン酸はクエン酸サイクル以外にもしっかりと健康に役立ってくれることがわかってますからね。

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      2016/09/24

 - 黒酢ダイエットで痩せる理由